痛みのメカニズム

筋肉が硬くなると痛みが発生します。たとえば中腰(前かがみ)で作業すると腰が痛くなり、伸ばすことが困難になることがあります。これは、大腿部のつけ根(鼠径部)の筋肉、腸腰筋が硬くなるためです。筋肉が硬くなるとその場所の血流低下により、組織の酸素が欠乏し、発痛物質(ブラジキニン)が発生し、受容器を介して電気信号に変換され知覚神経を通り、脳で認知反応します。